みやこのしこう

通称みやこ目みやこ科みやこ属みやこの、あんまりいないらしいみやこという生き物の生態のひとりごと綴じ。でもメジャー寄りではないけどオンリーロンリーってほど稀有ないきものではない凡俗。珍獣程度だろうか、ありふれてる虫程度だろうか、自分ではよくわからない。

能楽初挑戦


能楽

ですよ!わーい!

その前に軽いイタリアン食べたけどおいしかった〜

個人情報的なアレでここには店名とか感想ださないけど


もちろんちはやの所為です。文化たのしい病の伝播がやばい。安かったし←

教文センターなのに落語並みに安かったし。(大事)

実際行ったら、なるほどこりゃ安いと思いましたが!

完全にニッチな玄人向け\(^o^)/至れり尽くせりと間逆\(^o^)/


解説が開場と共にスタートなんて知らなかったんや………休憩も無いし時間詰め込みすぎやろ\(^o^)/

・和って、耳で聞く文化なんだなってすごい思った。落語なりかるたの和歌の読手なり、香合で匂い嗅ぐのも香りを聞くっていうし。

感じのいい聞き分けできる耳があったらすごい楽しそう。

長唄端唄、筝に竜笛に鼓に篳篥に、ああ〜全然知らんのだ。そんで声。体。洋物でもボイパとか色々あるけど、人間の体からいかに多種多様な音や表現を出せるか、楽器にできるか、音でいかに奥行き3Dに表情や陰翳を見せられるかって文化なのかなあ。

人間の人形化、楽器化。


・舞台がメインの木の舞台(よく鳴り響くやつ)と通路、人だけなんだけど、動きと喋りが独特で、それだけなのにすごいどこにいてどう場面転換するのかめっちゃわかる。

やばいなにあれ不思議。なんでわかるんだろってくらいわかる。狂言な。

二階席で上から見てたけど、あの音、空気の振動はもっと間近で浴びたいなあ。


・事前知識がないと厳しい。

そもそも演目が読めないし、主役をシテとか仕舞に小舞にどこ流派の誰に師事とか、狭くて濃い世界なのね………って、知らなきゃわからないことだらけ。

なので最初に1時間弱も解説してくれるんだろうけど。

一応予習してったからよかったけど

演目の中身がやたら神様、氏神荒神神話いっぱいで、人が人形のように動く所作を追求してる感。神前奉納が起源なんだなあ〜って感じ。

舞踊や雅楽や唄やってたり、能面とか工芸系の人なら絶対楽しめる。

むしろ知れば沼プンプンだわ〜

後ろでBGM、横で祝詞的なの合奏してるから、知らないとなに歌ってるのかほとんど聞き取れないわからないwwwwww


・洋物は起承転結、解説があるもので、和物は説明はぶいて見る者の知識や感覚に委ねるって、違いありすぎwww能だからかもしれないけど…

歌舞伎、文楽狂言はもっとわかりやすい一般向けなんだよね、きっと。歌舞伎文楽は演目かぶるらしいし。

すごい特殊ジャンル感なので、演者さんたちも人口膾炙すんのすごいがんばってる感じするわ…

色んな所からとっかかりあれば楽しいだろうけど、全くの何も知らない素人が見たら苦痛でしかないからな多分www


・とても異世界に迷い込んだ感じで、一つの世界が構成されてんな〜って深さを感じました。おもしろかった!

動きがほんと綺麗なんだよねえ…演じる人たち以外も、五人囃子的な四人で(なんて言うか知らないんです!)対称になるように並んだり出たり入ったり。

入退場のタイミングも柱に合わせて等間隔で、ぶつからないよう計算されてルール化されてて、ああ〜………茶道でいうと花月

最初から最後まで綺麗に動きを見せるんだなって思いました。

おもしろいくらいに異世界!!!

ちはやふる既刊読みまして

あっゔぁ〜〜〜〜〜

ちはや既刊全巻読んでしまただよ!!!!読んでしまた!!!!どうしよう!!!!!どうしよう!!!!!!


※ガッツリネタバレです


わかるんだけど気になるぅ〜いや違う、もっと噛み締めなくてはいけないのだこの巻たちは、特に23以降の更に蠢き蠢く新章は〜〜〜〜〜〜〜〜〜


学ばなくてはならぬ(復唱)


あっ、と、周防さんが、もしやこの動物らしかぬ動物らしい感じ(?まだ言葉にならないが、静かな獣感)ぼくに近い人種だろうか…とは薄々感じてたんですけどー!!!

おまえも空っぽの食欲系かー!!!!!

すごい同類すぎて仲間意識もなんも芽生えんかった

おまおれな、まさに

こう、ある程度共感できるけど自分にないタイプの勢いや強さやイケメンさがあればきゃわきゃわ嫁嫁❤︎ってさわげるんだけど、

すごい自分と同ベクトルで同じような形でしかもイケメンじゃないし評価もされてないという、あ、でもぼくより過酷な環境だから、ぼくよりつらいから、アレ、うん。

周防は俺の上位互換。我は周防の下位互換

なんというか同じすぎて最早好意よりも俺かよ…的な疲労の目で見てしまう

でも後からじわじわ来て周防嫁!!!とか言い出したらいやだな〜ほんとやだ…(つんでれ)

卑怯じゃない自分になりたかったのだ…なんでもいいから何かになりたかったんだ…でも何か、なんでもいいって心じゃ心の底から好きになれないんだ…

周防ってひとかどのメインキャラになれんなら充分だろなれねーよ…たりめーだろ…

真島がすごいわかりすぎて札が真っ黒に見える現象わかりすぎてほんとつらいーーーー

なんか今よく有線で西野カナがもし運命の人がいるのなら〜とか歌ってるけど、人でも物でもなんでもいいんだよ〜運命の心の底から好きで懸けれるものが、目的じゃなくて行為も経過も自分だと思える運命的なものがほしいよ〜〜〜〜〜〜〜

ごめんな実は君島が教科書的乙女に目をキラキラさせんのも実は嫉妬とか見えとか劣悪な卑下を取り去ったら実はわかるんだよごめんな君島〜〜〜〜

ちはやと新がうらやましいよ〜〜〜〜〜〜


周りの人たちや、認めてほしかったり自分を好きになってほしい欲と、ほんとうに好きな気持ちは別なのか一緒なのかわからんけど、でも自分に救いがほしいんだーーーーくそーーーーー

変わりたいんだ何かを叩き込みたいんだ卑怯じゃない自分に、嫌いな自分を変えてくれる何かを

不安になるのは未来が保証されないからだ

それでも大抵のチャンスには ドアノブがないって深作先生も言ってるからとにかく飛び込むしかないんだ

ぼくは何に飛び込めるんだ、でも考えてちゃ止まってしまうから、中途半端でもはしりでも齧りでもスタートでもいい詰め込め吐き出せ

ほんと真島な

周防な



ほんと23で新が動き出してから神展開に次ぐ神展開で、なんで終わりまで読めないの………とりあえず28で新が真島と千早をどう思ってるのか気になるな〜ほんと…遠いって………罪………罪(だが熟女のようにそこがいい)


風をいたみ〜岩うつ波のおのれのみ〜くだけて物を 思ふころかな(源重之)


人もをし〜 人も恨めし あぢきなく〜

世を思ふゆゑに 物思ふ身は〜(後鳥羽院)


大江山〜いく野の道の 遠ければ〜 まだ文も見ず 天のはし立〜(小式部内侍)


小式部内侍が予測変換で出てくるwww優秀www歌たちもほんと華麗に飛び回っててやばいわ………

ちょうど茶もやってるんだから、仕込みと飯と文化と着物とリズムと音楽と、近いもの全部かっ喰らってやる、おいしいもの持ってこい!!!!!!!(※美味くなければ受けつけない)


あっ、由良のともちはやで覚えました!潮目好きすぎる立ちすくむ


はぁ……………


でもこう文字にしてったら、グチャグチャしてたとにかくわかるつらいって気持ちだけ先走る感じが落ち着いてきたからいい

うん


ちゃんとまとまったら勧めてくれた奴に感想送ろ

あいつ早いうちからいいものお守りにできてたんだな…うらやましいわすげーすばらしいわ憧れる…いいなあ…

あとちはやと百人一首と解説本あわせて買ってちゃんと学ばなくちゃ

チャンスがあるんだからものにしなくちゃ


あるとき、青春という時には月日があることに気付いて、自分のすごした月日の中に青春を探しました←俺


そんなものはなかっ………

犬と本と自転車と絶望した自分がいてくれたけどな


いやーでもさぁ、由良のとの由良川若狭湾、筑波嶺のみなのがわ(男女川)、逢坂の関、色々、

心を文字に記し作品として形に残せると、

別に作品でなくても解説でも知識でもいいんだけどさ、

でも心を動かすのは私(私ってちゃんと言うの気取ってる感)にとっちゃやっぱり作品だからさ、そうやって地名や歴史や出来事もつながってくんだねえ…

そんで誰か継いだ人の大切なものや憧れや道標になって、感情もその場に付加されてくんだねえ…すごいな…

まじかなちゃんもユルールも偉大すぎる。

文字がなくては考えることができない。


なので北海道勢としては、日本の文化に北海道は入ってないのでやっぱりアイヌ学ぶべきだな、とりあえず和→アイヌ→沖縄→世界でメイン文化変遷させると自分がきっと楽そう。和食と梅肉と本葛は正義。

カフェーとか飯とか技術とか多国籍ばっちこーい


結局のところ歴史や文化も好き奴なのだ。小学生高校生からの、いい師に会えなくて遠回りの遠回りだけど

あっ ところで巻末新キャラの葵さんいいキャラですね

素直だわーうらやまだわーわいもはしりだけだったけどカントの思想好きだったなー骨太で良くあることに貪欲で

まあ奴ほどストイックに実行できる強さがなかったのでこのザマなんですがね!!!!!しかし花の姉弟、見事に内面足して2で割れって感じな…いやーうちも双子だったらよかったのかな1人でこのメンタルは正直キャパオーバ…いやなんでもないです

あーーー23以降どんどん動き出して新章へ脱皮してきた感あるけど、それは20巻以上、月日にしてずっとずっと10年以上人生ほとんど費やして、手に入れたい恋したもののためにがんばって、それでも彼女の心が手に入らないって絶望やかなしみの和歌、歴史を繰り返すために太一、更にその背後に周防がいたのかもしれないと思うと、これまでの23巻分の積み重ねがその絶望(とその奥の希望)のためにもあったのかもしれないと思うと、末次さんウワーーーー作者神ウワーーーー!!!!(泣いてる)

未だに時間とともに感想がぽろぽろ出てくるってガチなやつやな…

どんなにがんばって足掻いてカッコ悪くても自分を捨てて、本当にできるだけの努力や苦しみを死ぬほど味わっても、自分に落ちてくるのは、ああ本当に手に入らないんだ無理なんだって実感だけのときの、呑み下すのに何ヶ月いや何年も何年もかかるあの絶望を、描いてくれるのかな………末次さん神や……….(太一と周防に期待するまなざし)

正確に言えば、暴れる感情をひとつずつ呑み下して、そのたびにひとつずつ新たな自分や周りを発見して、呑み下し続け感情を見つけ続けて、ひとつの事実を芯から本当に調伏するのに何ヶ月も何年も何十年もかかる、あの現象

調伏ってそういうときのためにある言葉の気がしてきた

バレンタイン回でなんで太一つらそうなのってさ〜、あなたがそんなに近くにいるのに新のこと考えて太一の方振り向かないで、もう見るだけでそれすごいわかって、でも太一はあなたに近付きたくてかるたやってるええかっこしいの男だなぁからだよ〜〜〜〜〜〜

ほんとあの泣いちゃう千早ちゃんまじかわすぎてほんとかわいいもらい泣きするでも残酷❤︎❤︎❤︎すき❤︎❤︎❤︎



腐れたる草蛍と為る




味わえるようになりました


でもまだ油断するとすぐに忘れてしまうから隙あらば姿勢のように呪文のようにまとわりつかせないといけない

変化しようとする力が発生すれば、元に戻ろうとする反作用、リバウンドも発生するから


まあつまり、周期的なのか荒れてます


自分はとてもめんどうくさくて警戒心の強い最悪な方のブスだから

⚪︎⚪︎は△△だから、というふつうの取説や理由、作法、順序をそのまますっと自分に取り入れられないから

受け入れるには、自分にはどんな癖や僻みがあって、なぜその手順通りにできないか、も解釈しなくてはならない

外と内の両方から微調整がいる

咀嚼がいる


でも咀嚼だけではまた時間がたてば忘れてしまうから

アホだからバカだから忘れてしまうから

刻み込むまで変わるまで噛み続けて唱え続けて、

消化が要る


こう、マンガボックスで「チャリに乗れない」と「女だからしょうがない」(マンボ二大推しマン。マルドゥックは買ったけど3、4巻がコミック版ピークかとおも)

読んで、ウワーーーーーーーーーーーってすげー死人にグサグサ刺さる刺さる、ブスに刺さる刺さる、あー自虐たっのし〜〜〜〜〜〜

今週の君島なんだよ…乙女うらやましいわ………前からだったけどなんなんだようらやましいわ………

水族館デートとか壁ドンとか、まじ青木と風間の反応しかできないムリだ………いやまじでそもそもそんな男いねーから………

でも君島も実はきっと求めるものが遠くて焦って焦がれて、まっすぐ言っちゃう裏側の絶望描写もそのうち出てくるんだろうな、くっそ刺さるんだろうな!って!おもう!!!

青木が個人的に有望株、というかあの3人の中じゃ一番こじらせ度が少ないとおもう、一番ストレート………かわいいしな。顔かわいけりゃいじり次第でどうにでもなるだろ

てのは顔が不細工だから思うんだからか。そんなに顔不細工がいやなら整形しろよって話だがね。でもそんなに人生の中で優先順位高くないしモテたって人付き合い死ぬほどめんどいからいいけど。

でも顔よかったらそもそもの思考回路の順序、スタート位置が違ったり何かが前後上下しそうだな。

とにかく青木だって大変だし、問題の形はそれぞれだから、一番とかねえよな、うん、すまん

大変青木も君島も風間もみんな好きだよ………ほんとすきっていうか気持ちわかりすぎてほんと刺さる作者と酒飲んで海賊の宴のように叫んで奇天烈な踊り踊ってオールナイかましてえ…

つうか俺もアラサーなんだろ……………知ってるよ……………しかも中身くそこじらせたブスだぜ………救いようねえだろ………誰がこんな有象無象のゴミに目かけて手伸ばして救ってくれんだよ……………中身クソガキゴリラが老化ってさぁ……………きもいだろ………自分で這いあがんなきゃ死んだら野垂れてるままだっつの………やだわーほんと覚悟足りなくて

でもこうやって吐くことはスッキリにつながるのか、刻み込むことなのか、いったい。


どこまで健康になるよう努力すればいいんだろうどこまで健康になったら忘れていいんだろう、忘れたらだめなのか

あのこじらせぶりが他人事じゃない………


おかげで、今日の「なんでシールないの…」

かーらーのー

立ち直れないフルボッコだよ!!!!あーもーメンタル満身創痍たのしいなあ!!!!!!血流したり打ち付けるのって、体でも心でも快楽行為だとおもうよ!!!!!!

激しい痛みで紛らわすやつ、本物の正しい癒しと比べたらなんも癒しじゃねえんだけどな!!!

中毒とか依存でどんどん病んで抜けれねえ奴は、病む行為に快楽や理由や存在意義見出してるからさぁ!!!!!!!!!

ていうかそもそも本物の癒しなんて与えられないし、「癒し」につながる糸を目の前に垂らされたって、目の前でぶらぶら見せつけられたって素直に掴むことも味わうことも感じることもできねえから、癒しの快感なんて知らねえし!!!!!

痛ぇのきもちいいんだよ痛いのしか存在しねーんだよそういうの選んで自分損なって生きてきたんだよちったぁ回復してそこそこ人間の形になったって他人からすりゃまだまだ人間のなりそこないなんだよ死ねよクソが!!!!!!なんでまだ死んでないんだ!!!!!!!!

って、他人からは存在したってしてなくたって同じ程度の存在だから自分の居場所は自分で作るんだよ、他人の圧力に潰されたら死んでしまうから、自分だけは自分を信じなくては本当に死んでしまうから、死んだって「家族」以外には水に流れるように忘れる些細な事柄だから、だから自分を自分で作るんだ、自分にとっていいものを、なりたいものを、叶えたいものを全力で叶えて実行して吠え叫び泣き喚き狂ったように笑い、いざ喰らえ滑稽の舞よ


※ちなみに死ねとか死人とかは、嫌な自分を単純にあっち行けよって消し去りたい願望を、乱暴に手近にある言葉に変換しただけです。溢れ出る人として終わってる〜感がな。

ほんと終わってるわ………でもまだまだこの終わりの先にドン底地下室魑魅魍魎があるんだぜ………信じられるか?この世は広いよなぁ(笑)落ちたくねえ


マンガとか描くという時間、手段、気力を失って、何で自分を形にしたらいいんだろう、何を絞り出すことが自分の作品で作り上げたものなんだろう、自分は何を磨いて何で形にすればいいんだろう、いつかもっともっと時間がたっても描きたいとか作品にしたいという中心のきもちを失わないでいられるんだろうか、そのとき自分は何を持っていて何を武器にできて、どれかを使って形にできるんだろうか

うるせえもうそろアラサーって言われんだろとっくにババア賞味期限なんか10代の内から切れてるつーか最初から食い物じゃなかったわ不良品がゲテモノのように腐乱して生きている

中身のひどさはもう年なんて関係ねえ

いっそ狂えば楽だろうに、狂う前から自分の普通を狂人のように嗤われる

しねばいいのにって口癖はよくないのかなあ

小さい子供のときとか、唐突に死ぬのがひどく怖くなるときってアレ、要は「変化」が怖いんだと思う

まだこの世界を全然知らないのに、この今いる世界でなにもしてないのに、体も心も未知の(少なくとも周りの同じ形の人間は大人も子供もちゃんと解説も見せることも聞かせることも何も知らせることができない)全く違う何かへの変化が起こる、なんてさぁ。

怖いじゃん

まだ早いよそんなところ行きたくない、それが大きすぎて理解できない恐怖。大きすぎる変化への恐怖

生まれ出たばかりはまだ人じゃないのに、だんだん人間に変化するにつれ副作用のように滲む恐怖


チャリはほんと癒し。癒し。あれタイトルのサイズ小さくて扱い小さいから打ち切られないか心配してたけどちゃんと結構続いてくれるからほっこり。ほんとほっこり

恋嘘とシャードックはまだ読んでねぇっす。女の子ぐうかわ

俺物語4〜6読んで泣いた

仕方ないね………

たけおの大丈夫だ。俺はモテない。が更に刺さる。てめーイケメンなのにモテないとかやめろ

とっくに諦めてたのに、元気になればもしやなんて思う自分ほんとやだ

どうしてそんなありもしない希望がひとりでに沸いてきてしまうんだ

これが生物の神秘というやつなのか

人間クソゴミたのしいね!!!!!


夜食いすぎた!!!!!!!!!!!

そういう日もある!!!!!!!!!!!ちくしょう!!!!!!!!!!!!!!!!

叫ぶしか〜埋められない〜このじぶん〜〜〜まだまだやな〜〜〜〜〜叫べ叫べ叫べ

ぬすっとさんと、とくさん




それを、みやこは盗っ人さん、と呼んでいる。



自分は誘惑に弱い。

あれこれを食べたい、楽をしたい、憎らしい、ちょっとくらいならいいではないか、あの子がほしい、朝もっと寝ていたい、夜もっと起きていたい、遅刻たってよいではないか

ちょっとくらいならよいではないか

いいやダメだよ、ルールってやつが怒って取り締まりに来て晒し上げられてしまう

見つからなければよいではないか

ちょっとくらい



そういう欲望に、今日ぜんぶ「ぬすっとさん」と名前をつけた。

どこにでもいて、油断したら「みんなやってるんだから」なんて言って隙に入り込んでくる

心を盗む

あれがほしいこれがしたい

時間を盗む

理性を盗む

体を盗む

もっと悪くなればほんとうに人のものを盗んだり、更に悪くなれば常習犯か中毒か依存か、泥沼になってしまう

人生を盗む

欲望が



盗っ人さんは、いけない。

ルールや常識、倫理に反している。

けれどわかってるけれどやめられないんだ

そういう弱さはとても、ワガママに素直で、人間的というか子どもか動物のようで、

人情、哀切、優しさ、弱さ、憎めない

でも着実に確実に本当に盗んでいく「盗っ人このやろう」




でも自分がそれに染まるのはやはりいけないのだ。

何故だろう?

強くないと、周りとやっていけない。自分だけでは生きていけないから、やはりいけないのだ。

じゃあ、もしくはどうやって対峙すればいいんだろう自分の欲と哀切と。


(諦めずに、失敗しても失敗してもとりあえず諦めないで挑戦するしかないかな)

なんてぼんやりしっくり来ないままぐぐぐしていた自分に本日、答えのように舞い降り現れてくれた某漫画名シーン。


「『白い壁には手をつかない』

   『畳の縁は踏まない』

     私はそういう「積もっていく」という考え方が好きです。迷ったら自分の中に積もっていってほしいのはどっちかーーーそうやって選んでもいいんじゃないですか?」



みやこは刹那刹那で生きてきて、ちゃんと将来を社会に出るまで考えない愚かなまま欲望に率直で、短気だったけれど

ああでもいいな、と思った


心から良いもの、本当に美しく、価値があり、ずっと誰かが渡そうとして、誰かがきちんと受け継いで続いてきたもの、

長く息をし続け、仕込み、絶やさず、形を変え生き続けてきたもの

積もっていく、引き継いでいく、良いものを渡したい、きっと作者の末次さんも、誰か何か色々なものから魂を受け取って、いいものを伝えたいと命を削って描いているのだ


そういうものをいいなと感じるようになってきた


だから、下手に迷ったり嫌な心当たりがあって、自分から濁るものを抱えてくすんでしまう原因になるものは、手放そう

手放す勇気を、一度二度失敗しても許して、諦めないで、ちゃんと生きられるような積み重ねをしよう

一度二度、二度より三度、三度よりもずっとずっと、いい習慣が身につくまで何度でも何度でも、同じくらい失敗しても、同じだけ成功させて、

甘くて優しい環境でもこんなに悪い自分は一体どれだけ性悪なんだろうどうしようもないんだろうと、思うけれど

どれだけ中毒でも依存しても歪んでいても悪くても辛くても、よい方向へと正す努力を諦めないで


足らぬ足らぬと騒ぐ「盗っ人さん」が、いつかお腹いっぱいで幸せだよ、と自分の積み重ねてきたものを認めて満足できるように、自分の努力を積み重ねる

自分の盗っ人さんが、笑顔で穏やかに鎮座できる日まで




ちなみに同巻で、

「生みの苦しみを知りなさい

   知ったうえで覚悟を持って人を許しなさい

   短歌でも文学でも何でもです」


 「私の中にはたくさんの先人の言葉が

   受け取ってきた宝物があるので

   受け売りをする為に教師になったのですよ」


も至言でした

ちはやふるはじっくりゆっくり味わうように読める大人の読み物ですね

三笠後からちまちま読んでてまだ20巻あたりですから…

わるいこと


わるいことはもうやめないと

ふつうができない、にんげんになじめない

みやこにとってついしてしまうことは何から何までにんげんにわるいこと

おこられることがおおいのだけども

ひとつずつ改めるか

ぜったいだめ!の線引きをするか

みやこがじぶんの形を変えるか

どうすればいいんだろう

ひとつなおしてもなおそうとしても

ちょっとだけよくなっても次から次にぜんぜんだめだから

たまには諦めてもいいのか、ぜったいだめかのか、いっそ負けてしまえばいいのか、すこしはゆるされるのか

ほんとうにわからない

ぜんぶふつうのにんげんができるようにふつうにできればいいのかもしれないけど

ぜんぶできないもんなあ

せめて優先順位とぜったいだめはみわけなくては

根本的になおせないなら、せめて一時休みでリバウンドきてもいいから実行に慣らさなくちゃ

でもその意識がそもそもちがってるのかなあ

おもいでづくり

本を知識として覚えられなくても、どう同じ時を過ごしたか思い出にはなる。

食べることも、食べ方も、夜の過ごし方も、空白の埋め方も、ぜんぶ思い出になる。


本も食も夜もいい思い出になった、

お互いによきものを交換できた、

いい付きあいができたと感じられたとき、それは幸いなり。


いい時間をすごしたい

モラトリアム

モラトリアムという言葉があるように

自分を見つめ向き合う自由、時間をとれる者は幸いである

常に他者のため、生きるため、何かに追われ考えることがないというのは

それを幸福という人もいるかもしれないが、

一度自由と自分を味わってしまえばそれ無しには生きられない


飯の足しにはならないかもしれないけれど、ひとり個人心の豊かさにはつながるのが時間と自由だと思っている


自己満足とはいえ、飯のために今を生きるものからは吹いて笑われてもおかしくなくても、そこに価値を信じたい