みやこのしこう

通称みやこ目みやこ科みやこ属みやこの、あんまりいないらしいみやこという生き物の生態のひとりごと綴じ。でもメジャー寄りではないけどオンリーロンリーってほど稀有ないきものではない凡俗。珍獣程度だろうか、ありふれてる虫程度だろうか、自分ではよくわからない。

半分接客業


です。

もう半分は裏方の製造補助とか売り場の陳列やらメンテとか、展開レイアウト担当(一部)とか、要は小売業といえばいいのでしょうか。


昨日、ふとその

販売するにあたっての自分の基礎になってる部分てなんだろう、

何が一番力を入れて大事だと優先しているのか、

がポンと出てきたので軽くメモをしておこうと。


みやこが売るにあたって一番大事にしているのは、真心です。

物を手に取ったとき、買うかどうかの決め手は値段なり陳列なり付加価値なり色々あって、だから色んな人が試行錯誤してその道のプロなんかもいるし、みやこも多少学ぼうとしているけれど。

でも、一番の根本は真心だと思います。

物を手に取ったとき、なんとなく(ああいいな)(なんかやだな)ってとき、あるじゃないですか。

たまに。もしかしたら。ないかな?でもホラぞくっとするときとか心地いいときとか。

そういう気分に押し買ったり追い討ちかけるのは、値段なり価値なりの理性的な部分だけど、そういった条件が同じだった場合、(なんとなくいいな)って感じる方が選ばれるんじゃないかなと。

そして色んな生産過程で負の想いなり正の想いなりはその商品にたまっていって伝わって、みやこはその商品を並べるときに謝ったり褒めたり愛を伝えたり許しを乞いながら並べたりする。

別にそれがどんな効果があるかはわからないし気休め程度だけども、真心は伝わる〜みたいなよくわからんことが跋扈し続ける世の中だもの。

効くことももしかしたらあるかもよ〜?なんて思いながら、さわったりする。

もし憎しみ悲しみだるさ疲労もう嫌だそんな連鎖が続いているなら、それをひとつずつちょっとずつ消してその身を軽くできる存在になりたいので、意味のあるかないかわからない愛を毎日(気分と体調によって)大売り出ししています。


技術のない売り方のはなし。